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大腸カメラ

はじめに

「内視鏡検査はしんどい…」と感じ、症状が現れているのにも関わらず検査を避けてしまう方はたくさんいらっしゃいます。 ですが、病気の適切な治療のためには、早期に異常箇所を見つけることが極めて重要です。 中村まさし内科クリニックでは、患者様がより快適に内視鏡検査を受けられるよう、患者様の希望に沿った鎮静剤を用いた検査が可能です。大腸内視鏡検査は非常に重要な検査であり、ポリープの早期発見と切除を行うことで、大腸がんによる死亡リスクを有意に減少させることができます当クリニックでは、日帰りでポリープ切除手術を実施しております。患者様一人ひとりの状態に合わせた検査や治療をご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

大腸内視鏡検査について

大腸内視鏡検査の概要

大腸内視鏡検査は、大腸の内部を直接視覚化するための医療の技術です。直接確認できるから、早期にがんを切除して助かる可能性が高いと言われています。そのため膵臓がんや肝臓がんと違って早期に発見でき完治できる可能性が高いのです。この大腸内視鏡検査は、柔軟な管形のカメラ(内視鏡)を肛門から挿入し、大腸全体を検査します。検査中に異常が見つかった場合、必要に応じて生検やポリープの切除を行うことができます。検査前には、腸内を綺麗にするための下剤や食事制限が指示されることが一般的です。

大腸内視鏡検査の目的

大腸カメラ検査の主な目的は、大腸がんの早期発見と予防です。さらに、以下のような目的でも行われます:

  1. 大腸がんのスクリーニングと診断: 早期に発見した場合、大腸がんは治療可能であり、完治の可能性も高くなります。
  2. ポリープの検出と除去: 大腸ポリープはがん化する可能性があるため、早期に検出して切除することはがんの予防につながります。
  3. 炎症性腸疾患の診断: クローン病や潰瘍性大腸炎など、炎症性腸疾患の診断にも使用されます。
  4. 他の腸疾患の評価: 未明症状や異常な放射線検査結果を調査するためにも行われます。

大腸内視鏡検査の重要性

  1. 早期発見と治療: 大腸がんは初期段階で無症状であることが多いため、定期的な検査により早期発見し、早期治療が可能となります。
  2. 予防的介入: ポリープの早期発見と除去により、がん化のリスクを軽減できます。
  3. 生命の質の向上: 早期に治療することで、患者さんの生活の質を保持または向上させることができます。
  4. 効果的な治療プランの立案: 炎症性腸疾患や他の腸疾患の診断を支援し、個々の患者に最適な治療計画を策定するのに役立ちます。

内視鏡ポリープ切除術

大腸ポリープ切除術は、大腸(結腸や直腸)内にできたポリープを除去する手術です。ポリープとは、大腸の内壁から突出した小さな腫瘍のことで、良性のものが多いですが、放置するとがん化する可能性もあります。一般的に、腫瘍性ポリープ(腺腫)が数年間をかけて徐々に大きくなり、大腸がんに移行していくタイプが、大腸がんの9割を占めるといわれています。
一方、最近では正常の大腸粘膜から直接がんが発生する場合もあるとされ、そのタイプの大腸がんは、早期に浸潤・転移するたちの悪いタイプのがんであると考えられており、定期的な検査の重要性が示唆されています。

切除方法

大腸ポリープの切除方法にはいくつかの種類がありますが、最も一般的なのは内視鏡的ポリペクトミーです。この方法では、内視鏡を使用してポリープを切除します。他の方法には、内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)があります。

  1. 内視鏡的ポリペクトミー: 内視鏡を肛門から挿入し、内視鏡の 鉗子口から挿入したループ状の器具(スネア)を使ってポリープの茎を絞り切ります。
  2. 内視鏡的粘膜切除術(EMR): 大きなポリープや初期のがんに対して行われることが多い方法です。ポリープの下に液体(生理食塩水)を注入して隆起させ、その上からスネアを使って切除します。
  3. 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD): EMRよりもさらに大きなポリープや範囲が広がった初期のがんに対して行われます。粘膜下層に電気メスを用い、健康な組織を残しつつポリープやがんを一括で切除します。入院加療が必要となります。

     

手術のリスクと注意点

大腸ポリープ切除術は比較的安全な処置とされていますが、以下のようなリスクや合併症が生じる可能性があります。

  • 出血
  • 穿孔(大腸に穴が開くこと)
  • 感染
  • 切除後の痛みや不快感
  • 便秘や軟便 便の調子がいい方向にも悪い方向にも変化することがあります。(多くの方はかわりません。)

手術後は、一時的に食事制限が必要になる場合があります。ポリープ切除後はアルコールは1週間程度禁酒するようにしましょう。ポリープの種類や大きさ、数によっては再発の可能性もあるため、定期的な内視鏡検査が推奨されます。

手術後の経過観察

ポリープ切除後は、切除したポリープを病理検査に回し、良性か悪性か、がん化の兆候がなかったかを確認します。その結果に基づき、必要に応じて追加治療や定期的なフォローアップが行われます。

大腸ポリープ切除術は、大腸がんの予防及び早期発見・治療に非常に重要な役割を果たしています。定期的な検査をすることで大腸がんの死亡率は非常に低いものとなります。積極的に検査を受けるようにしましょう。

大腸カメラ検査の流れ

1. 事前の準備:

  • 予約: まずは当院に受診にて大腸カメラ検査の予約を行います。

  • 食事制限: 検査の前日は消化のいい食事を摂取するようにしてください。検査前日に食べてもいい食事例、食べない方がいい食事例を下記に提示します。

  • #badappetite下剤の使用: 検査の前日または当日に、腸の中をきれいにするための下剤を服用します。これにより、検査時に腸内がきれいになり、異常部位をしっかりと視認できるようになります。

2. 当日の流れ:

  • 受付: 指定された時間に医療機関に到着し、受付手続きを行います。

  • 説明と同意: 検査に関する説明を受け、質問や不安な点を医師や看護師に相談した上で、検査の同意書にサインします。

  • 麻酔や鎮静: 必要に応じて、局所麻酔や鎮静剤を使用して検査が行われます。これにより、検査中の不快感や痛みを最小限に抑えることができます。

  • 検査実施: 患者は横向きになり、医師がカメラを先端に装備した結腸内視鏡を肛門から挿入します。検査中、必要に応じて空気を腸内に送り込むことで視界を確保します。

  • 生検: 異常が見られる場合、その場で組織の一部を取って生検を行うこともあります。

3. 検査後のフォローアップ:

  • 検査結果の説明: 検査終了後、医師から検査結果についての説明を受けます。

  • 生検の結果: 生検を行った場合、結果が出るまで数日〜数週間かかることがあります。結果が出次第、改めて医師から説明を受けることになります。

  • 注意事項: 検査後の注意事項や症状に関する指示を受け取ります。例えば、検査後の出血や痛みなどの異常症状がある場合は、すぐに医療機関に連絡するよう指示されることがあります。

検査前日に食べてもいい食事 検査前日に食べない方がいい食事

大腸カメラの当日費用について

  1割負担の人 3割負担の人
大腸検査のみ 約2500~3500円 約7000~10000円
大腸検査+組織検査 約3500~5000円 約10000円~16000円
大腸検査+ポリープ切除 約6500~10000円 約20000~30000円

外来の初診料、カメラ前に採血検査等別途費用となります

検査の費用は病理検査の数、ポリープ切除の数で費用がことなります。

当院は現金、クレジット、QR決済と多数の決済を用意しております。

ポリープ切除術は手術になります。医療保険申請も可能ですので、切除後希望あればどうすればいいか案内させていただきます。いつでも気軽にご相談ください。

胃カメラ・大腸カメラ同日検査について

胃カメラ・大腸カメラの同日検査も可能です。必要のある方は同日に検査してできる限り負担の少ないように案内させていただいております。遠慮なく外来にてご相談ください。

各種書類ダウンロード

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