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発熱

堺市東区 初芝|発熱とは

発熱は、体が何らかの問題を抱えているサインの一つです。
このページでは、発熱の原因、対処法、そしていつ医療機関を受診すべきかについての基本情報を分かりやすく解説します。
あなたやあなたの大切な人が発熱を経験した際に、適切な対応をとるための情報源としてご利用ください。

発熱とは?

一般的に、体温が37.5℃以上の場合を発熱と呼びます。
これは、体が感染症や炎症など、さまざまな理由で反応している状態を示しています。
発熱自体は病気ではなく、多くの場合、体が自身を守るための自然な反応です。

発熱の一般的な原因

  • 感染症:風邪、インフルエンザCOVID-19などのウイルス性感染症や、喉の痛み、尿路感染症などの細菌感染症が原因で発熱します。
  • 炎症:特定の体の部位に炎症が起こることで発熱が引き起こされることがあります。例えば、関節リウマチやその他膠原病などの病気があります。
  • その他の病気:甲状腺の異常や一部のがんなど、他の病気が発熱を引き起こすこともあります。

発熱の役割

発熱は、体が病原体と戦う過程で自然に起こる反応です。多くの場合、発熱は体が感染症に効果的に対抗している証拠となります。しかし、高すぎる体温は健康に害を及ぼす可能性があるため、適切な対処が必要です。

発熱時の対処法

体温が上昇すると、不快感や心配事が増えるかもしれません。しかし、適切な対処をすることで、ほとんどの場合、発熱は自宅で安全に管理できます。ここでは、発熱時に役立つ基本的な対処法と、いつ専門の医療機関を受診すべきかについて解説します。

発熱時に自宅でできること

1.休息を取る

体を休め、エネルギーを回復させるために、十分な休息を取ってください。

2.水分を多く摂る

発熱により体は水分を失いやすくなります。脱水症状を防ぐため、水分をこまめに補給しましょう。お茶、水で大丈夫です。時々はいいですが、必要以上に清涼飲料水の摂取はやめましょう。

3.室温を快適に保つ

過度に暑くなったり寒くなったりすることなく、室温を快適に保ってください。

4.軽い衣類を着用する

熱を体外に逃がしやすくするために、軽くて通気性の良い衣類を選びましょう。

5.解熱剤の使用

医師の指示に従って、適切な解熱剤を使用して体温を下げることができます。ただし、子供にはアスピリンを与えないでください。

いつ医療機関を受診すべきか

  • 高熱が続く場合:38.5℃以上の熱が24時間~48時間以上続く場合は、医師の診察を受けてください。
  • 重篤な症状が伴う場合:呼吸困難、持続的な嘔吐、強い頭痛、首のこわばり、意識の混濁など、他の重篤な症状がある場合は、直ちに医療機関を受診してください。
  • 特定のリスクグループに属する場合:乳幼児、高齢者、免疫系の疾患を持つ人、がんで闘病の人または慢性疾患がある人は、熱が出た時のリスクが高いため、早めに医師の助言を求めてください。

注意事項

発熱は多くの健康状態の指標となりますが、必ずしもすべての場合において深刻な問題があるわけではありません。しかし、上記の指示に従いながらも症状が改善しない場合、または悪化する場合は、迷わず医療機関に相談してください。また、当院では上記でなくても心配である。不安がある。話を聞きたいという希望があればいつでも受診してください。当院では発熱外来の予約外来があります。発熱時の同線も用意してますので、可能であればホームページより簡単に予約できますので予約していただければ助かります。

よくある質問

Q1: 体温が何度以上になったら発熱とみなされますか?(もともと平熱が35度で低いのですが…。)

A1: 一般的に、体温が37.5℃以上の場合を発熱とみなします。もともと平熱が低く35度台であっても、36.8度を発熱とは考えておりません。発熱には個人差があり、体温計の測定方法や測定する時間帯によっても異なる場合があります。

感染の多くはやはり37.5度以上になるものと考えていただければといいものと考えます。(例外は必ずいます。)

Q2: 発熱の最も一般的な原因は何ですか?

A2: 発熱の最も一般的な原因は、感染症です。

風邪やインフルエンザコロナ感染症、咽頭炎、尿路感染症など、さまざまなウイルスや細菌による感染が原因で発熱が起こることがあります。

Q3: 発熱時に解熱剤を使用するべきですか?

A3: 解熱剤は症状の緩和に役立ちますが、使用する前には医師の指示に従うか、または添付文書をよく読むことが重要です。発熱が体の自然な防御反応であることも考慮し、特に軽度の場合は無理に解熱剤を使用しない選択もあります。

しかし、発熱のせいで身体を動かすことがしんどい、食事もとる元気がない場合は使用していただいたほうがいいと考えます。

Q4: 発熱があるときに食事について注意すべきことはありますか?

A4: 発熱時は、消化の良い軽い食事を心がけ、十分な水分を摂取することが重要です。

体が戦っている状態なので、エネルギーの補給と水分補給に努めましょう。水分はお茶、水で充分です。清涼飲料水も少しならいいですが、清涼飲料水の漫然として使用はペットボトル症候群のような他の病気を促すことにもなります。注意しましょう。

Q5: どのような症状が現れたら、すぐに医師の診察を受けるべきですか?

A5: 高熱が続く、呼吸困難がある、強い頭痛がする、首のこわばりがある、意識がもうろうとする、持続的な嘔吐があるなどの症状が見られる場合、持病(慢性疾患、がんの闘病中、糖尿病等々)があり、免疫力が低下している方は、直ちに医療機関を受診してください。

Q6: 発熱以外にも注意すべき症状はありますか?

A6: 発熱と共に、発疹、関節痛、持続的な咳、黄疸、耳痛、喉の痛み、尿の問題など、他の症状が現れることがあります。これらの症状が見られる場合は、潜在的な健康問題の指標となり得るため、医療機関を受診することが重要です。

まとめ

発熱は体が感染症や他の健康問題に対処しているサインです。適切な自己管理と、必要に応じた医療機関の受診により、ほとんどの場合安全に対応することができます。
このページであなたやあなたの大切な人が発熱を経験した際に、役立つことを願っています。

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